Amamori again
先週末。バレンタイン。雪。
その前の大雪の時に、大家さんより電話があり「雨漏り大丈夫ですか?」と朝っぱら早い時間に電話があって。確認するのも面倒だったので、「あー大丈夫す。大丈夫す」と連絡したのですが、今回は・・・だいじょばなかった。
それは、土曜日の朝。
いつものようにお昼近くに起きて、牛乳を温めてインスタントコーヒーをぶっこんで、ミルクコーヒーを作った。
さて、ドラクエでもするかな。
いつもの位置に座り、テレビの電源を入れて、WiiUの電源を入れると、「ジャー!」水が溢れる音がした。
「あああああ!しまった!!!」寝ぼけてたから、コーヒーをこぼしたのかと思った。
しかし、コーヒーは右手においた。ジャー!の音は左から聞こえる。
「あああああ!炭酸水こぼしたのか!」と思ったけど、考えてみればそんなところに飲みかけの炭酸水はない。
すぐにピンときた。
「雨漏りアゲインか!!!!!」
上を見上げると、落ちてくるしずく。
うわあああああ!やばい!とすぐに洗面器をスタンバイ。
跳ねるしずく。
もしや・・・と思って恐る恐るあける押入れ。
そこは、前回の雨漏りと同じく、壁際に滴る水立ち。
そして今回も吸うだけすってしまった、ゲーム機の「箱」たち。
とりあえず、押入れから全部ださな!と全部出す。
しかしあまりに水浸しでタオルをひくかも悩ましい。しかもうちにはあまりタオルがない。
とりあえず、自分が風呂に入ろう。(タオルはその後全て使ってしまうだろうから)
雨漏りが続く中自分の身を清めて、タオルも使う。
その使ったタオルで押入れにひく。
そうこうしてるうちに、最初の水滴の落ちたポイントとは明らかに違う音が、「ぴちゃん」する。
どこだ!?と思って探すと、いつも座る位置から少し後ろからも雨漏りが。
なぬ!?何か器を探さなければ!と思ったら一度も使ったことのないバケツがあることを思い出した。
今は、雨漏りポイント1の方が勢いがいいので、まずはそこに大きいバケツを。
今発見した、ポイント2は、まだ勢いがないから洗面器で。
そして、新しいバスタオルやらを引くと・・・やはりこのままではタオルが足りなくて困ってしまう・・・。
仕方ない。実家に応援をお願いしよう。
母「家の前が雪がすごくて車出せないから無理。タオルないなら洋服使っちゃいなさいよ。」
応援はあえなく却下。そして服を使えと。やだよ、そんなの。
この状況をなんとか1人で打破しなければならない。その後母上より「歩いて買いに行け」というメールが来たけど、無視だ。
「タオル不足」かと思ったけど、そんなにタオル不足ではなかった。
バスタオル不足ではあったが、家中のタオルを出してみると、ライブのマフラータオルが大量に出てきた。私はラルクではほとんどタオルを買わないので、主にVAMPSやらTETSUYAやら。赤や柄がすごいタオルが出てくる出てくる。
ひと通りの応急処置を終えて、とりあえず息をつく。
はぁ、とりあえずドラクエでもやるか。
幸いにも、テレビボード周り(そこにゲーム機やらルーターやら全ての電子機器が集まっている)には被害がなくよかった。
ぴちゃん、ぴちゃん、と雨漏りの音を聞きながら、やっていると、第三の雨漏りが!!!!
いきなり滝のように流れる第三ポイント。
もうバケツはないから、鍋で応戦。
この第三ポイントは、短期大量型で1時間程で、雨漏りは終了した。
自分の家の中で唯一安全地帯はなんとベッドの上。
そこは聖域のように水一滴もたれていない。そこに置かれるものや洋服たち。
土曜日はもうこたつで寝るしかないな・・・とそろそろ寝ようかと思った夜中3時。
一番恐れていたことが起きた。
第四ポイントの襲撃だ。
しかも、テレビボード直撃の。しかもWiiU直撃!
それはアカン!!!!!と眠いながらに、余っていたタオルを投入(何かのために数枚は残しておいた)鍋投入。
ふー。これでいいか・・・と思ったのもつかの間。タオルをこんもり山型にしていたので、不安定な鍋。大丈夫かと思われたが・・・タオルから落ちる鍋。
その下にはルーターが・・・。。。水を全てかぶるルーター。
ああああああインターネットが止まる!!!!!!!!!!!!
丁寧に拭き取るがどうだろう・・・今は動いているが。
そのうち止まってしまうかもな。そう思いながら1日目の雨漏りライフは終了した。(もちろんこたつで寝た)
日曜日。寝たのが朝5時だったので、9時に母上の電話で起きる。
車が出せそうなので、今から来るとのこと。
そういえば、前日(雨漏り1日目)に大家さんに連絡した。
が、捕まらず。でも外でなんだか雪かきをしてる人がいる・・・。
もしや!?と思って、外に出たら大家さんが居たので、来てもらった。見てもらった。
「あーすいませんねぇ直しますから」当たり前ですから!!!!
とりあえず、前回同様1万円を置いて帰って行かれました。
その夜、まだ雨漏りしてますか?と連絡が来たので、「えぇ、止まる気配はありませんね」とお伝えしておきました。
さて話は戻って、日曜日。朝になっても止まりません。
もはや押入れは見てもいませんが。
水がずっと流れ出てる部屋なので、すごく寒くやはりこたつで寝たのは正解だったなと。
しかし、乾かさなければならないので、部屋の窓を開けてみる。しかし寒い。
タオルが無いのも辛かったですが、新聞がないのも痛かった。
しかし、雨漏りのためだけに新聞を取るのもナンセンスだが。
親が到着して雨漏りの状況を見て愕然としていた。
そして、漏れていない押入れ(つながっている)部分のものもだし、押入れ中心に応急処置をしてくれた(もはや私はやる気が失せてた)
大量の新聞紙、タオル、そしてバケツ。
全てを見なおしてセッティングしなおし、そして私の家にあったタオルを洗濯して(それは自分でやった)終了。
だいたい1時間位で全てが終わった。しかし、それでもまだ雨漏りはやまない。
父の見立てによると、屋根全体にもう水が回ってしまってどこから漏れてもおかしくないとのこと。うちのアパートは、屋上が平たいので、雪は落ちない。全て溶けるのを待つしか無いけど、それがどこからか漏れている。
徐々に雨漏りポイントが増えたのもわかるし、これは多分うちだけでは無いはずだけど。他の部屋の人はどうなんだろう?(特にうちの下の階の人はどうなだろうね)
昨年末、隣が引っ越したのは、雨漏りに耐えられなくなったのかも知れないな。
ということで日曜日もずっとぴちゃぴちゃ言いながら終わる。
さすがに二日間こたつで寝るのはキツイので、なんとかベッドの上を片付けて(堅いものはよけて、服は上にあっても寝れるかと)就寝。
そして、月曜日(本日)ほぼほぼ、ピチャピチャは終わった。
しかし「雨漏り終わりましたよ」と連絡すると応急処置してくれなさそうなので、まだちょっと垂れてますね。ということで、大家さんに連絡済み。
大家さん曰く前回の補修作業で「4~5年は大丈夫」と言われてたそうだが。
そんな業者にたので大丈夫なの?と思いつつ。しばらく雨漏りと付き合いながらの生活かなと。
引っ越せばいいのだが、雨漏り以外はとても満足しているのだ。
広い部屋の割に安い家賃。そして、駅まで3分の道のり。始発駅だから必ず座れるし。
さて次の木曜日。また雪だ。
そしたらまた雨漏りするのか。その時またレポート出来ればと思う。